2017年3月31日金曜日

ゼミの紹介 vol.3

こんにちは。H28年度ゼミ長です。この春卒業です。
この日本語史ゼミの紹介を、ということでしたので書いてみようと思います。

中高生のときに『源氏物語』などの古典文学を読みましたよね。今とはまったく違う言葉で書かれています。でも、確かに日本語なのです。『源氏物語』のような日本語が突然、今の日本語の形になったのではありません。「日本語史」は今私たちの使う日本語が、どう変化したか、なぜ変化したのか、その流れを探る研究です。昔の人の考えを読み取ると、そこには今の私たちと何ら変わらない考え方があったり、昔の人の苦労があって今不自由なく日本語を書くことができるんだな、と気づいたり…言葉がもっと面白く、大切に感じられます。

今と昔の変化の流れを考えることは面白くもありますが、当然難しくもあります。流れが上手く繋がらない、上手く説明できない…それでもとりあえず口に出してみる!そうしてみんなで議論を繰り返します。

そんなゼミの雰囲気作りには、イベントも重要です。他のゼミに比べてイベントが多いのもこのゼミの特徴。遊んでいるだけにみえるけれど、ゼミの時間外での交流でゼミのみんなの性格や考え方を知るのも、ゼミでの議論に大切、かもしれません。
賑やかな雰囲気に誘われて、他ゼミ生がふらりとやってくることも。(笑)

勉強も遊びも気になったら話してみる、面白そうなことはやってみる、という感じでやってます!
昔と今、言葉と人、人と人…いろんな関わりを感じ取れるゼミだと思います。

上手くまとまりませんが、この辺でやめておきます(笑)いかがでしたか?
以上、ゼミ長がお届けしました!


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